漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
お客様からの
初回相談の予約メール
「結婚3年で、妊娠希望です。
子宮内膜症、チョコレート嚢腫(6センチ)があり、
手術しましたが、3月にまた再発しているとのことです(左右とも)。
普段は平熱も低く、高温期も高くて10日ほどで
終わってしまいます。
人工授精よりは体外受精をすすめられていますが
体外受精するにしても
その前に体質改善できることがあればと思い
相談させて頂きたいです。」
初回相談時に状態を体調などを伺ったところ
チョコレート嚢胞の手術後から
月経周期が短くなり
卵巣と思われる場所がチクチクしたり
大きい方の右側が腫れている感じがするとのこと。
右卵管は癒着、左は通っている。
<<漢方1>>
卵巣腫瘍を手術されていて
月経周期も短く
卵巣機能低下が考えられることから
補腎剤、
卵管閉塞、卵巣嚢腫、子宮内膜症などから
瘀血症が考えられ
活血剤、水蛭製剤を服用頂いた。
<<経過1>>
一ヶ月服用で下腹部のチクチクや
腫れた感じがなくなりとても
身体がすっきりした。
月経周期も28日と正常になった。
漢方薬が効いている感じがするとのこと。
<<漢方2>>
体調がいいことからすべて同じ組み合わせ。
<<経過2>>
2か月経過で体調もいい事から
体外受精を視野に入れて
おすすめした不妊治療専門の婦人科に転院し
説明会に行かれた。
<<漢方3>>
体外受精の
採卵に向けて
補腎剤、活血剤、に加えて
牡蛎製剤も一緒に服用頂いた。
<<経過4>>
10個採卵でき
8個授精、5個凍結
新鮮胚移植を1個移植予定。
<<漢方4>>
移植にむけて組み合わせ変更。
気血双補剤、
骨盤内炎症の緩和のため
漢方を服用頂いた。
<<経過5>>
妊娠判定プラス
<<経過5>>
無事心拍確認でき
現在12週
<<考察>>
漢方薬服用前は
チョコレート嚢胞を手術後され
再発していたこともあり
卵巣機能低下が予想されました。
また子宮内膜症などの
骨盤内癒着や炎症があったため
着床障害となる可能性もあった
症例です。
漢方薬を3か月服用し
一度目の体外受精で
妊娠され、
凍結胚もまだ5個あります。
体外受精前に漢方薬を服用し
体質改善された事で
良い結果につながったと思われます。
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